世界一周2日目
こんばんは、ユウキです。
前回の記事を書いた後、どうなったかというと、再び寒気が止まらなくなり、外のスーパーマーケットに向かって片道10分の散歩をしただけで具合が悪くなり、それから丸1日寝込んでいました。
これで、東京-モスクワ-テルアビブの移動の1日を除いて4日間高熱を出していたことになります。
『よっしゃ、回復!』と思っていた矢先にぶり返したのでさすがに今度は心が折れそうになりました。
とくに、海外での生活経験がない僕は保険とか医療システムとか治療費とかあれこれ不安になり、
さらにイスラエルといえば紛争のイメージがあったのでそういう意味でも不安でした。
とは言っても、妻も一緒。
食べるものがないまま1日過ごすわけにもいかないので、妻は買い物に出かけたわけですが、
その間というのは僕は一生のうちで最も妻のことを心配した30分を過ごすことになりました。
『このまま妻が戻らなかったらどうしよう』
体調が悪く、判断力も鈍っていたのでそれもあるかもしれませんが半ばパニックでした。
それでも妻は何食わぬ顔で買い物袋片手にちゃんと戻ってきて、僕は思わず妻を戸口で抱きしめました。
その後、妻が作ってくれたスープを飲んだおかげか体調も回復し、翌日にはまた散歩に出かけられるまでに回復しました。
謎の夢
食事のあと、薬を飲んで眠りにつくと、夢だったのかもわからない、不思議な体験をしました。
泊まっている宿の近くは人通りがそれなりにあって窓から話し声が聞こえるのですが、てんでさっぱりのヘブライ語がなぜか全部日本語で聞こえてきたのです。
というか、同時音声で聞こえてきて、全部理解できたのです。
会話の内容は特になんの変哲もないものでしたが、その瞬間から、妙にこわばっていた感覚がなくなり、
『あ、なんか普通のところにいるんだ、今』
と思うようになりました。
そして多分ここからははっきり夢だと思いますが、夢の中でバルト3国(バルト海沿岸に面する3カ国: ラトビア、エストニア、リトアニアそれからなぜかスペインに行けと言われました。
誰に?!
と言われても、分かりませんが、行けといわれた感じがしました。
事実、そのことから、その国がすごく気になりだしています。
元より旅人、風が吹いたら気の向くままに向かい、風向きが変わったらまた別なところへ行く生活。
こんな適当な決め方でもいいのかもしれないと妙に納得しました。
そして、起きると体温は嘘のように下がっていました。
その後、散歩に出かけて、見た景色は僕のイスラエル観を変えるものとなりました。
その続きはまた明日。
おやすみなさい。
つづく
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