こんにちは。トモミです。
曜日感覚も失われつつある中で3月に突入しました!
前日が怒涛の移動からのインタビューで、宿にチェックインしたのが真夜中だったこともあり朝はゆっくり過ごしました。
ふとフェイスブックを開けて見たところ、夫婦の共通の友人が
“イスラエルのテルアビブに到着したよ!これからハイファ〜”というコメントを残していて連絡をして見たところ
”今日はフリータイムだから予定が無いし一緒にカルメル山に行こう”ということで
車で迎えに行くことに。
日本で知り合って仲良くなった香港人なのですが、私たちが結婚する前に帰国してしまったので
既婚者となってからは実は初対面。久しぶりの再会に話が弾む!
彼女は年末に私たちがニューヨークを離れる日にニューヨークに到着したり
今回も同時期にイスラエルに来たりと何かと腐れ縁です(笑)
ニューヨークではタイミングが合わず会えなかったのですが今回は会えてとっても嬉しかったです。
嬉しかったのですが、お互いに朝食も食べず
彼女は前日に香港から着いたばかり、
私たちは夜中にハイファに着いたばかりとかなりお腹が限界だったのでブランチを食べることに。
彼女の友達も一緒に参加し、ベジタリアンということで近くで見つけたカフェへ。
こちらがセットで出て来たパン。
長さが30センチくらいあったんじゃ無いかってくらい大きくて、これでまさかの一人分。
隣にあるのはバジルとゴマがオリーブオイルに付け込まれたソース。香りが爽やかでオリーブオイルも少し甘みがあって美味しい!
こちらがイスラエルの朝食メニュー定番の一つでもあるシャクシューカ(Shakshuka)
コクがあって旨味たっぷりのトマトソースに卵を落として煮込んだもの。
店員の手違いでチーズたっぷりバージョンで卵も半熟ではなく固茹ででしたが(一つもあってない笑)
“こっちの方が美味しいけど…作り直したほうが良いかしら?こっちが実はオススメなの!”
となんともイスラエルっぽいオススメをされて(笑)
面倒だったし美味しそうだったのでそのままで(笑)
そして確かに美味い!!
ちなみにベジタリアンのメンバーが頼んだのが右のベジタリアンブレクファスト。
巨大!そして野菜もりもり!
全部美味で友達とも近況アップデートができて最高のブランチでした✨
お腹もいっぱいになったのでいざカルメル山へ。
Google mapで出て来たポイントに向かってドライブレッツゴー!
何となく地元民がBBQをしていた場所を通過して…良い景色!!
旧約聖書で預言者エリヤがバアル教の預言者と戦った場所がこのカルメル山。
そのモニュメントがあると聞いてみんなで来たのですが、明らかにそれらしき像が無い…
あっちの道に行き、引き返し、観光バスが停まっているところを見つけてそこにいる人に聞いて探したらレストランの入り口だったり、RPGゲームのように道すがら色んな人に聞きつつ、Google mapでそれらしきところを目指しつつ何とか到着。
ロスタイムがすごい(笑)
何も無さそうなハイキングコースのような道無き道をドライブして行った先に突然現れる修道院。
恐る恐る近くにいた観光客と思わしきおじさまに聞いて見たところあっているようだったので入ったところ…
おー!これか!
力強く戦っている姿の像が。
周りはなぜか独特なデコレーションが施された庭があり、小さな教会と2階建ての”タワー&見晴台”が(笑)
小さな石を積み上げてできた謎のモニュメントがたくさん。和みます。
そして周囲は砂漠地帯から来たら驚くほどの緑!牛さんや羊さんがあちこちで草を食んでいました。
そんなてんやわんやのモニュメント訪問となり、
お友達はスタディーツアーが明日から始まるので宿に戻ってゆったり夕日まで過ごすということだったのでここでお別れ。
私たちはせっかくなのでイエスキリストの出身地でもあり、
前日にインタビューをしたパレスチナ系クリスチャンの方の出身地でもあるということでナザレまで移動することに。
街中に着いて早々経験したのが
大・渋・滞。
写真だとわかりにくかもしれませんが、右側は片側2車線、左側は1車線となっているのですが
右側の1車線は路上駐車で完全ストップ状態。
そして残りの1車線それぞれが大量の観光バス、路線バス、乗用車が殺到!
嘘みたいに動かない大渋滞。
仕方ないので、イスラエル人の真似をして隙をみて小道に逃げつつ駐車をして歩き回ることに。
最初に”マリアの井戸”が近くにあったので行ってみることに。
マリアが水を汲みに行き、天使と出会ったといわれる井戸とのことですが…
これかな?
と不安になるほど特に看板も無く普通の広場。そして水も出ていない(笑)
もしかしたら違うかもしれない、と思い私たちは奥にあるギリシャ正教会の受胎告知教会でもある 聖ガブリエル教会へ。
それっぽい井戸を見つけてパシャリ。
複雑な心境が表情に出てしまっています(笑)
教会の中はギリシャ正教らしい金をあしらった装飾とイコン画が。
そしてもう一つある有名なナザレのシンボルとも言われている受胎告知教会へ。
かなり巨大です。
この土台の下には聖書時代のシナゴーグ跡があり、マリアが受胎告知を受けたと伝えられる洞窟の上に建っています。
世界中から集まったギリシャ正教徒やカソリック教徒の方がたくさん!
教会の横にある広場にも装飾が施してあって木をモチーフにしています。
“わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です”
(新約聖書 ヨハネによる福音書15:5より)
そしてとても興味深かったのが世界中から寄贈されたマリアの絵。国名が書いてあってそれぞれの文化が色濃く出ています。
韓国のものは民族衣装を着ていてビックリ!
良いのかしら…
タイのものはもはやマリア像というよりかは別の像を思い浮かべてしまいます…
ちょっと複雑な心境になる絵のラインナップでしたが、世界中の関心を得ている場所の一つであることは確かでした。
同じ敷地内には聖ヨセフ教会も。マリアの夫ヨセフが大工の仕事をしていたという場所に建てられた教会とのこと。
イエスキリストが少年時代に大工仕事を教えてもらった場所なのだとか。
カトリック教徒のツアーで臨時ミサが始まってしまったので少しだけ中を見て退散することに。
装飾がシンプルで温かい雰囲気の教会でした。
移動しっぱなしで疲れが出て来たので帰り際にアイスを食べることに。まさかのソフトクリームの出会いにビックリ!
シャーベットに近い緩めのアイスだったので急いで食べましたが甘さ控えめで爽やかで美味しかったです✨
ナザレも堪能した私たちは渋滞があるのとさらなる長距離移動があるのでそのままペタティクワへ!
山の上にあるナザレから高速道路まで下り、地平線に沈む夕日を楽しみながら
坂道だらけのナザレで育ったイエスキリストはきっと足腰が強くて旅に耐えられる生活を送っていたんだなぁ…
と思いを馳せて時速100km飛ばして行きました。
あ、ちなみにイスラエルの高速道路は基本的に街灯があるところがものすごく限られています。
夜は前後の見通しが悪く、周囲は時速120kmくらい出していて、ウィンカーを出さずに車線変更は当たり前。
基本的にスリリングな運転となるので、オススメしません!(爆)
日中も危険運転者に囲まれているので度胸が必要ですが、夜は尚更ですね(笑)
そんなこんなで無事にペタティクワに到着してバタンキューでした〜