こんにちは。トモミです。
前夜にチェックインをしたピスーリの宿ですが、実はチェックインですったもんだがありました。
民泊だったのですが、オーナーさんが現れず、最早どの部屋なのかもわからずウロウロ。
完全なる不審者(笑)
ようやく連絡が通じ、ささやかな情報提供があったのが
“窓を開けると鍵が入っている”ということ。
もうこうなったら脱出ゲームならず侵入ゲームです(笑)
近隣の方にかなり高い確率で怪しまれることを覚悟で窓をゴソゴソ…
もうこれ以上やってたら通報されるかもとヒヤヒヤしていたら発見!
その後オーナーさんも現れて無事に正しい部屋にチェックインすることができました。
鍵を発見できたと伝えたところ”あなた、天才ね!”との一言。
ツッコミどころ満載でもうどこからツッコミを入れていいのやら。
笑顔であっけらかんと言われてしまったので、もう笑顔で答えるしかなかったですが(笑)
何とかチェックインできて何よりです。
そんな宿で迎えた翌朝。
なんて爽やかな朝!景色!
左側の方向をよく見ると海も少し見えちゃいます。
テンション上がりまくりで泳ぎたい欲がMAXになった私たちはひとまず少し作業をし、外でリフレッシュしてからまた作業をしよう!ということに。
おお!美しー!
島最高!
移住したーい!
その辺のカフェも良心的な値段でこの絶景。
日本の温泉街にありそうなキッズエリアもあって何だかほっこり。
小腹も満たして着替えた私たちは意気揚々とビーチへ!
熱々の砂、青い空!青い海!
レッツゴー!
…寒っ!!!!!!!
え、めっちゃ冷たいんですけど!!!
ビーチに行く前に地元の人に何人かこの時期海は泳げるのかヒアリングをしていたのですが、
”入る人もいる”と全員口を揃えて言っていた理由がこの時分かりました。
あ、冷水OKな勇者なら入れるってこと!
か弱い都会っ子夫婦はつま先を入れただけで早々に退散(笑)
日差しは初夏でしたが、海水はまだ冬。
奇跡の暖流が流れてくるわけもなく、悔しいのでビーチで寝そべってみたら…
あったかーい!!!
まるで岩盤浴のようなじんわり温かい砂と日差し、そして程よくひんやりした優しい海風。
ビーチでゴロゴロしている人が何組かいるのに納得。
これは最高のバケーションスタイル。
じんわり汗も出てきてスッキリしたところで、いざスーパーへ。
近隣で唯一スーパーっぽいスーパー。
他は”Super market”って書いてある田舎の売店のみ(笑)
ここでは野菜が量り売りになっていて、必要な分量を袋に入れたらスーパーのスタッフに手渡すと計量してラベルを貼ってくれます。
野菜売り場にいたビニール手袋をつけたいかにも担当っぽい若者に野菜の袋を手渡そうとしたら…
ものすごいびっくりして挙動不審に。
日本人的リアクションになぜかほっこりしてしつつ、彼に誤って、担当じゃないことを察して他のスタッフへ。
後でキプロスにいるイギリス人に話したところ、”お互い島の国だから似ているところもあるかもしれないわね”と言われて何だか納得。
さらにこのスーパーで新鮮だったことはこのカゴ。
貧しい人をサポートするための食料バスケット。
お会計した後に置いてあります。
ちょっと余計に買い物してここに入れる人がいるみたいで、EU危機以降に経済的に厳しくなった家族をサポートしているのかもしれません。
フードロスの激しい日本でも学びたいところですね…賞味期限ギリギリのものとか、切れちゃっても食べられるものとかも捨てずにシェアできたら良いのに。もちろん、フレッシュなものも気軽にシェアできる場や文化ができたら最高ですね。
買い出し終了後は宿に戻り、ひたすら作業。
進む進む!!
お腹が空いた頃に料理をいざ作ろうとしたら、調味料が無く、お皿を洗うための洗剤も無く…困ったのでオーナーさんに連絡してみることに。
“10分くらいで持って行くわ!”とのことで、
洗剤や調味料とセットで持って来てくれたのがこちら。
ご近所でもぎ取って来たレモン。
ちなみにチェックインの時も
こんな感じでその辺の木からもぎ取って持って来てくれました。
まさかの二個目。そして大きい!そして2回目はかなり大胆に枝付きでもぎ取っていてビックリ!
“誰も取らないし、持って来たわ!”と笑顔で持って来てくれたのですが、その辺の木からもぎ取って来たようです(笑)
でも、さすがに枝付きは大胆すぎでしょ(笑)
そんな大雑把なキャラクター、私は大好きです(笑)
そんなこんなで気持ちもゆったりできて、作業も進んで充実したピスーリ初日。素晴らしい〜!
あ、余談ですがキプロスでは基本的にこの水ばっかり売ってます。
キプロスの水らしいのですが軟水でとても美味しい!日本人好みだし、1.5リットルを6本セットで購入しても2ユーロ以内。安い。
キプロスに行く人は是非飲んで見てください〜