世界一周25日目〜世界遺産ハイキングと分断された首都

こんにちは。トモミです。

 

束の間の癒された滞在となったピスーリでの滞在も最後。

この日はいよいよキプロスの首都、ニコシア へ。

 

せっかく購入した食材を最後に食べ切ろう、ということで

怒涛の勢いで激安だったパスタを茹でて、旨味たっぷりのトマトでソースを作って見たものの…

 

思った以上にパスタが膨らんで6人前くらいあるんじゃないか…という量。

こういう時に限ってそこまでお腹が空いていない…

ランチも同じものを食べることにして、キプロスの野菜の旨味を朝から堪能することに。

 

うまー!

さらにキプロスのコクたっぷりトマトで作るカプレーゼもうまー!

 

お腹が満たされた後はチェックアウト予定の”1時頃”まではひたすら作業と宿探し。

この日に泊まる宿が実はギリギリまで決まっておらず、ヒヤヒヤでしたが良さそうな宿の予約が取れて一安心。

 

そしてそして…出発前はパッキングよりもパスタを食べることに必死になり(笑)

予定の1時に。

ホスト現れず。(笑)

仕方ないので、チェックイン時にホストに天才と呼ばれた私たちはチェックイン時に発見したところへ鍵を隠してホストに連絡することに。

 

”OK!バッチリ!”という事だったのでそのままチェックアウト。

こんなゆるさがTHE・南国でいいですね〜

 

夜は首都であるニコシア に泊まる予定だったので、それまでは道すがら他の街にも行って見ることに。

 

レメソスとヒロキティアへ!

それぞれの位置関係はこんな感じ。

交通量も少なく、安全運転なキプロスではレンタカーでスイスイ行けちゃいます。

ただし、レンタカーが無ければ都市間の移動はタクシー貸切とかになるほど公共交通機関はほぼゼロ。

訪問予定の方は国際免許取得&持参はマストですよ〜

 

さて、最初にレメソスに到着して車の量が増えたことにビックリ!

前後に車がいる!ちょっと渋滞まで起きちゃってる!

こんなことに驚くほどパフォスやピスーリは交通量が本当に少なかったんです(笑)

 

車の量が増えてしまったので、何が困るかと言うと駐車スペース。

そしてレメソスはレメソス城やクリオンの古代遺跡があるのでお城をちょっと見ていこうかとしたのですが、

どこもいっぱい。そして一方通行の嵐。

ぐるぐる旧市街を車でさまよっているうちに景色で満足してしまい、結局お城に行かないことに(笑)

 

ただ、運転をぶっ通しで行くのは流石に疲れてしまうのでカフェに立ち寄ってみました。

結構小綺麗なカフェ!…というかドーナツ屋さん!

写真が綺麗じゃないのは車の中からの撮影だから。

天気に”ほこり“という謎の分類が表示されるほど、サハラ砂漠から飛んでくる砂で車はいつも軽く砂を被っています。

おかげさまで日本みたいなピカピカの車は皆無。

地元の人によると砂埃が酷いときは普通のマスクでは中に入ってきてしまうので、ガスマスクみたいないかついマスクを着用して歩くか徒歩圏内でも車で移動するのだとか。

どうりで外を出歩く人があまり多くないわけだ…

 

ドーナツ屋さんでドーナツを食べずに(笑)

爽やかでしっとり食感のレモンソルベと柔らかい口当たりでとっても飲みやすいキプロスコーヒー(これが美味い!日本人が好きな味!)を堪能し、いざヒロキティアへ。

 

Google先生によると世界遺産があって、画像検索ではこんな感じの建物があるとのこと…ふむふむ。

画像を見てしまったのでこれを期待して現地に到着。

 

あまり目立つ看板もなく、それらしきところで駐車をしてウロウロ…

そして”ヒロキティアトレッキングコース”というマップを発見!

遺跡のマークも記載されていたのでその道を歩いて見ることに。

 

ただし、これがなかなかの獣道。

ここはまだいい方ですが、道無き道を進むような草ボーボーの道がこの先に待ち構えています。

 

完全に草原の中を突き進むトレッキングコース。

日差しも程よくあって、少しひんやりする風を受けながら進むのは気持ちいい!!

 

ずんずん進んで行ったら…おや?洞窟が。

 

入り口のマップによると世界遺産の先にあるはずの洞窟。

これまでの道のりではgoogle先生が教えてくれたそれらしきものは無く、世界遺産らしさは一ミリも感じられず…

この先は谷に突き進む道だったので引き返すことに。

 

あきらめてニコシア に向かおうとしたら、観光客っぽい人が他の道無き道を突き進んで行きます。

恐る恐るついて行ってみると…

絶賛工事中な道無き道…

 

…?おや?

もしかしてこれ!?

ぐったりしているユウキくんの隣にあるささやかな看板に”世界遺産”との記載(笑)

地味です。とてつもなく地味です。

そして入口が工事中なら道路沿いに看板をおいてほしいものですがそんなものは皆無です。(笑)

 

 

トレッキングコースで少し汗ばんでしまった私たち。

中に入るのは少しためらわれましたが、一人3ユーロと安かったので入ることに。

 

入ってすぐ出てきたのが…

おお!

 

これですよこれー!

ようやくGoogleで見たものが出てきました!良かった〜

 

ちなみにこちらは紀元前7000年頃の円形住居を再現したもの。

中は思ったよりも広く、しっかりした作り。

近くのマロニ川の石が使われていて、かなり丁寧な再現となっています。

 

再現された集落の横にある斜面を登っていくと発掘された遺跡群が。

住居跡が密集して見つかっているのは確かにすごい!

 

あれほど入口がわかりにくい世界遺産だったのでほとんど人はいないだろうと思っていたら、

アジア人の団体旅行客と遭遇。

 

…ん?日本語?

 

ガイドさんの解説に耳をそばだててみると、日本語でガイド中!

まさかのキプロスで日本人団体ツアー!

珍しすぎて嬉しくなった勢いで話しかけてみると、やはり日本発のキプロス6日間の旅というツアーなのだとか。

 

彼らも珍しいアジア人個人客に驚いていたようで、お互いなんだか嬉しくなっちゃいました。

その中で一人話が盛り上がった中高年の女性。

神戸出身でキプロスはまさかの3回目。

キプロスに行く日本人がそもそも珍しいのに、まさかのリピーター!

気になったので色々話を聞いてみると、老後の楽しみとしてレース編みを始めたところハマってしまい

ユネスコの無形文化遺産にも登録されているレフカラレースを学ぶために安いツアーがあれば参加して

フリータイムでレースの先生に自分の作品を見てもらったり、教えてもらったりしているとのこと。

目がキラキラしていて、自慢の作品も見せてもらいその美しさと彼女の丁寧な仕事が伝わるものでとても素敵な出会いとなりました。

 

 

ちなみにこのレフカラレースについて私は全く知らなかったのですが、

レオナルド・ダ・ヴィンチがレフカラ村を訪問した際に美しさに魅了されて

ミラノ大聖堂の祭壇用のクロスを注文し、最後の晩餐の絵に描かれているテーブルクロスもレフカラレースがモデルとなっているのだとか。

 

レフカラレースの伝統的なデザインがダ・ヴィンチが好んで使用したことからダ・ヴィンチ模様とも呼ばれています。

本物のレフカラレースはとても繊細で手間がかかるのでコースターサイズでも5000円以上することもあるとのこと。

 

今回訪問しなかったですが、レースや手芸品が好きな方はぜひ、キプロス島に行くならレフカラ村、村自体もとっても美しいようなので訪問して見てください。

 

そんなこんなでもう夕方になりつつあったので次の宿泊先、ニコシア へ。

民泊を利用したのですがこの宿がまたすごい!!大豪邸!

おもてなしが好きで民泊を受け入れるようになったそうですが、心から好きでやっているのが伝わって最高のステイとなりました。

こちらの宿の写真などは翌日以降のブログへ✨

 

チェックインも無事にできたのでニコシア市内へ。

分断された国ということもあり、”国境”で分断されている首都の治安がどうなのか…

 

めっちゃくちゃ平和でした(笑)

夜遅くまで飲食店が営業していて、子供連れものんびり過ごしていて実に平和。

ホッとした私たちはせっかくなのでギリシャ系の料理を食べることに。

(南キプロスはギリシャの影響を強く受けているので、基本ギリシャ料理です)

 

まずは店主にオススメされたザジキ(tzatziki)から。

ヒツジとヤギの乳から作る水切りヨーグルトにキュウリ、ニンニク、塩、オリーブ・オイル、コショウなどを混ぜたもの。

ピタパンに乗せていただきました〜うまい!

ニンニクのコクとヨーグルトのクリーミーな感じ、そして細かく切ったキュウリの食感と瑞々しさ!これはかなりお気に入り。

 

続いてムサカ(musakka)

下にはジューシーなひき肉(多分ラム肉)、炒めたナス、玉ねぎ、じゃがいも、そしてその上にはたっぷりのふわふわマッシュポテトそして最後にチーズが乗っているのがカリカリに焦げ目がついていてうんまー!!

 

この店のムサカはポテトのふわふわ度合いはもちろん、全体的にとっても美味しかった〜!

 

こんな感じでギリシャ料理に舌鼓を打っていたら、猫さん登場。

“ちょっと分けて欲しいにゃーん😻”と言わんばかりの愛らしい表情で見つめてきますが、

ご飯をあげずにカメラを向けるとご覧のポーズ。

残念ながらその表情は取らせてもらえず、ご飯をあげることもなくバイバイ〜

 

お腹がいっぱいになった私たちは食休みも兼ねて少しぶらついていたら…何やら入口が。

よく見たら北キプロスへの入り口でした!

ほぼノーチェックな境目でしたが、一応警備はしていて平和のメッセージ的なものが落書きで書いてあったり。

ベツレヘムの壁とはまた異なる境界線が街の中心部にあるのはかなり不思議な雰囲気でした。

 

手前にある意味深なモニュメント。

あっさり”国境線”まで来れてしまってビックリしましたが、思っていた以上に平和な雰囲気でちょっとホッとした夜でした。

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