世界一周27日目〜水の上を歩くということ

こんにちは。トモミです。

 

東日本大震災から7年が経過した朝をキプロスで迎えました。

家族や街などを失い、引き続き悲しみや苦しみを抱えている方が少しでも喜びと希望をもてる一年となりますように。

 

さて、首都ニコシアで素晴らしい宿に巡り合い、早くも滞在も3日目となりました。

この宿ではとにかく朝の時間がたまらなく楽しみです。

リビングに入ったらおしゃれな食器セット!!

もうホテルレベルです。

右手にはパン!

しかも複数種類!!説明文付!!

その上に飾ってある食器も可愛い✨

左手にはジュース、チーズ、野菜など!!

この部屋に圧倒されつつ、朝食を取り始めたら宿のホストが最高の笑顔とテンションで登場!

“おはよーう!よく眠れた?この朝食で準備してあるものを説明しても良いかしら??何を飲む?これはね…”

怒涛のマシンガントークで朝食の説明をされ、どれも魅力的すぎて逆に困りつつもご当地っぽいものをとにかくピックアップ。

庭で採れたハーブティーを飲みながら食べる豪華な朝食💕なんて贅沢!(しかも追加料金なし!)

 

地元のオリーブが詰まった美味しそうなパンを一口入れたと思ったら、再度ホスト登場。

“新鮮な卵があるけれど、目玉焼き、オムレツ、ゆで卵などどういう調理法で食べたい?”

ええー!まだあるの!ってか作ってくれるんですか!

もう衝撃の嵐です。

結局オムレツをいただくことに。

 

そうこうしているうちに他の部屋に泊まっているゲストも登場。ルーマニアやオランダ、ギリシャからのゲスト。

みんなで食事に感動しつつ、ホストも交えた会話に花を咲かせてもう盛り上がるったら!

あっという間に1時間くらい朝食を食べていました(笑)

 

その後、お庭があまりに素敵だったのでユウキくんが得意の一眼レフでパシャパシャ…

豪邸!

レモンがたわわに実っています

どこでもちょっと座れるところがあって猫(15匹以上いるらしい)さんもあちこち自由に動き回っています

お花も綺麗!

こんなおしゃれな庭があったら毎朝気持ちよく起きれますね✨

そしてこの家はペット天国で、先ほどの猫さん15匹以上(把握していないらしい)、巨大なオウム1羽(ダイニングで陣取っています)、ラブラドールレトリバーが2匹(玄関入る度に鳴きまくるのである意味ALSOKポジ)

そんな素敵な場所なのですが、奥様が元ジャーナリストということでYoutubeチャンネルの話をしたところ

 

“私が新聞社で働いていた時、最初30秒で読める量には誰にもカットされたくない大事なことを書いていたわ。

なぜなら編集長が全体バランスを見て大半をカットすることはざらだったから。

今はデータで記事を書くから編集長が文章を入れ替えて大幅カットしないことも出てきているけれど

覚悟が無い文章だから読み応えが少し足りないの。

あなたたちも何かを発信する上で最初の30秒に伝えたいメッセージを入れると良いかもね。”

 

彼女のジャーナリストとしての歩みを聞いている中で、本当に参考になるアドバイスを得て

その後、公開していたYoutubeに編集を加えて30秒ダイジェストを追加することにしました。

こういう出会いは本当に感謝です。

 

さて、この日は日曜日。お友達の紹介でキプロスに唯一の国際的かつ宗派に属していないプロテスタント教会にお邪魔してきました。

 

 

こちらの教会、伝道師の方がリードしているのですが、彼はセルビア出身。

彼が語るメッセージは自身の経験がある分、力強くとても印象的なものでした。

 

聖書箇所:マタイによる福音書14章22節~33節

 

”イエスキリストが弟子たちの前で水の上を歩き、船の上にいた弟子のペテロに「来なさい」と声をかけました。

船の上には仲間の弟子たちが集まっていて安心感があった中で、イエスはペトロに居心地の悪い不安定な水の上へと歩みを進めるように伝えたのはなぜか。

 

私(伝道師の方)はセルビア出身で妻とも出会い、仕事もあり安定した生活をしていました。

しかし、ある時その安定を捨てて妻とともにキプロスに行くように呼ばれたのです。

その時は非常に悩みました。

水の上を歩くというのはそもそも歩けたとしても濡れて気持ち悪いですし、不安定で進みたく無いものです。

周りの人は行くことを止めますし、ペテロも船の上にいた弟子の仲間から止められたかもしれません。

しかし、ポイントとしてイエスは直前に発生した嵐がおさまってから声をかけたということです。

必要なコンディションは整えてからこのシーンがあるのです。

必ず安全な場所へ連れて行ってもらえるという確信を持つことによって

私たちは人間の知恵では到底成し遂げることが難しいことを必要なタイミングで託され

船から旅立つのです。

 

今は決して安定した生活ではありませんが、

可愛い娘と私以上にクレイジー(いい意味で)な妻と一緒にここで過ごせていることに感謝しています。

 

居心地が悪く、想定外の場所や環境に置かれましたが

ここに来たからこそ自分の力が伸ばされ生かされていると実感しています。

 

皆さんは今船の上にいて出ることを拒んでいますか?

それとも水の上を歩こうとしていますか?”

 

このメッセージはLivesprojectを始める上で私たち夫婦にとっても訪れた試練と重なるところでもあり

確かに旅立ってから明らかにされたこと、それぞれ活かされている特性があったため

何人かに止められたり心配されたりしましたが、

安定や安全とはなにか、今私がすべきことは何かということをとても考えされられました。

これからも水の上を歩く気持ちになることが多いと思うので、その時にこのメッセージを思い出して前向きに進んで行きたいです。

 

 

礼拝でとても充実した時間を過ごすことができ、礼拝後はお友達のご紹介で

アメリカ人のお友達とランチをすることに。

 

車に乗せてもらい、向かったのは北キプロス。

国境近くに良いレストランがあるからとのこと。

 

そこではテーブルに乗り切らず、まさかの料理の皿を3枚重ねくらいにしながら食べる朝食セットをいただきました。

話が盛り上がりすぎて写真を忘れてしまったのが残念…

 

キプロスはイギリスの領土だったことやギリシャ、トルコ、国連が介入したこともあり

アメリカ人の話を聞けたことは貴重な経験でした。

海底から見つかった資源問題

イギリスの安全保障の観点から保持している基地問題(かなりしっかり基地を確保していて立ち入ることができません。沖縄的な感じ。)

分断に関わったトルコとギリシャのそれぞれの思惑

でもやはり領土問題に経済的な理由は非常に大きく関わっていて、

北キプロスはトルコ以外に承認されていないことも影響しているのか経済的には南キプロスほど潤っていないとのこと。

 

北キプロスでは拉致や理不尽な逮捕、投獄もあるため観光地では気づかないけれども深刻な問題はあるようです…

ただの観光では全く気づけない側面を学ぶことができ貴重な時間となりました。

 

お腹もいっぱいになり、学びで満たされた私たちは宿に戻ることに。

するとドアにこんなものが。

さすが元ジャーナリストの奥様。東日本大震災の記事を印刷してわざわざドアに挟んでおいてくれていたようです。

 

夕食を食べたお店でも日本人であることを伝えたら

“津波で大変だったね…高い壁も建設されてしまったと聞いたよ。”と津波対策の壁についても知っている人もいて

遠いキプロスでも東日本大震災について心に留めてもらえていることに驚きました。

 

私も日本に帰っても遠いキプロスのことを心に留めておきたいと感じたそんな1日でした。

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