世界一周33日目〜ミラノで日本人デー

こんばんは、ユウキです。

 

本日はギリシャのクレタ島、ハニアの最終日です。

15日ビハインドのブログです。

 

さて、この日、33日目は土曜日。

朝は遅め、先日、本場ジェノバで買って来たペーストをもとに自分たちで真似して作ってみます。

短期旅行なら美味しいリストランテで出来るだけ思い出に残るものを、ちょっと高くても食べたいですが、自分たちで真似して(勉強して)、技術にできるのも長期旅行の醍醐味。

特に、イタリアは素材の味がとても良いので、見よう見まねでもある程度美味しくなっちゃいます。

イタリア人はこだわりが強いので、”この具材にはこのソース、このソースにはこの種類のパスタ!(それ以外は邪道)”というくらい食事に対する愛を感じたのですが、僕たちは日本人なので、オリジナルとは異なる組み合わせで作ったかもしれません。

それでもめちゃくちゃ美味かったです。

朝からインタビューのアポがあり、ミラノ中心部、繁華街のMoscova駅で下車し、知人から紹介してもらった和食レストランSatokinaへ。

こちらは海外では珍しい、日本人による和食店。

(日本食レストランは韓国人・中国人による経営か、他のアジアンフードとセットのバイキングにされることがヨーロッパでは多い)

アポイントまで少し時間があったので、デザートを注文。

 

僕はごまと米のジェラートを、妻はあずきティラミスを頼みました。

和洋折衷、日本とイタリアの融合が見事になされたスイーツでした。

その後、オーナーのさとこさんにインタビュー。

元々、日本にいる時は看護師をされていて、激務の中、バケーションで来たミラノに恋してしまい、そのまま移住されたそうです。

そしてその時に、前述した、日本食でない日本食を食べて「おいしい」という現地のイタリア人を不憫に思い、本当の日本食を届けたいということでまったく畑違いの中、こちらのレストランをオープンされたのが10年以上前。

日本食といえば、寿司、という欧米人のイメージを覆すような日本のローカルフードや家庭料理も提供されているそうです。(後述)

 

 

海外移住、という日本ではあまりポピュラーでないことを実際にされた方の経験ってすごく参考になりますよね。

同じ日本人だからこそ感じる、どういうところに苦戦したとか、どういうところが好きで移住に至ったのか、観光客でくることと移住した後の違いとか、来た後だからわかる日本の良さだったり、あますとこなくインタビューしてきました。

個人的には、日本で何が一番恋しいですかという質問の際に、即答で「温泉!」と言ってその後のコメントも気持ちが溢れている感じが、すごく日本人らしい答えだな、と印象に残っています。

こちらは近々youtubeでアップしますので乞うご期待!

 

その後、休憩中の時間のなずなのに、続々と日本人の方が集まって来ます。

なんと、その中の一人、ファッション業界で働くミラノ在住のちおりさんにインタビューをしてきました!

こちらも結構衝撃のインタビューになりました。

やはり、ミラノと言えばファッションのイメージを持つ方が多いと思いますが、最前線で働く方が感じる、現実の世界はどんなものなのでしょうか?

結論から言えば、映画や雑誌で知っている以上に過酷で厳しい世界だというのがしみじみわかるインタビューになりました。

そして、非常に柔和な方でしたが、その中に、鍛えられて来た強さを随所に感じました。

こちらも是非、乞うご期待!

 

最後に、全員で集合写真。

ここで、ミラノに留学中の友人、まなむくんとも合流。

彼は元々、芸術肌な人で、油絵をかなり本気でやっていたのですが、ここミラノではプロダクトデザインを専攻。

ものづくりの国、職人の国、という意味では日本とイタリアに見られる共通点かもしれませんが、その中で彼が感じたこともしっかりインタビューしてきました!

個人的には、元々結構話したことがある友人をインタビューするというのははじめてでしたが、以前を知っているだけに彼の成長が見て取れました。

移住者だけでなく、学生目線のミラノもお届けできるのはとても嬉しいです。

こちらも是非、乞うご期待!

 

さて、彼と合流後はここから徒歩で行ける、スフォルツェスコ城へ。

ミラノだけでなくイタリア全般に言えることですが、街がかなりコンパクトにできているので観光は便利です。

しかも大抵の場合、ドゥオーモ(街一番の大聖堂)を中心にまとまっていて、一番北にターミナル駅があるので、覚えやすいです。

 

話は逸れますが、イタリアという国自体、前々から興味があったこともあり、行って見たい街がいくつもありました。

その結果、かなり弾丸ツアーになってしまい、主要名所に行くことでほとんどの時間とエネルギーを使ってしまったので、そこが一体どういう場所なのか、歴史や下調べがないままとりあえず行くという形が多くなってしまったのは残念な点です。

その分、もちろんかなりたくさんの場所を見れたのですが。

イタリア観光は、歴史や芸術の知識がもっとあると、より楽しめるかもしれません。

このスフォルツェスコ城も、その時は、とりあえず行こう!みたいな感じで行ったのですが、今になって調べてみると、14世紀に建てられてから何度か破壊、修復されている建造物だそうです。

ここら辺で、その名主だった貴族のバックグラウンドを知っているともっと面白いのかもしれません。

元々は、現存の4倍くらいあったそうなのですが、今の時点でもかなり大きいです。

日本の城郭とはもちろん性質や年代も異なりますが、それでもどういう目的でこの形に設計されたのかなど現地の人から聞いてじっくり楽しむのもいいかもしれません。

 

その後、またしても徒歩圏内のサンマウリッツィオ教会へ。

こちらは”最後の晩餐”で有名なサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会のほど近く。

“最後の晩餐”に負けず劣らずなフレスコ画があるということでしたが、入ってすぐに圧倒されました。

日本人がキリスト教の教会と聞くと、ステンドグラスやパイプオルガンを想像する方が多いそうですが、意外と日本の教会ではそういうところはありません笑

しかし、ここにはいわゆるイメージ通りのパイプオルガンがありました。

こちらは磔の刑にされる前に最後に弟子たちと食べたディナー、通称、最後の晩餐。

有名なのはダヴィンチですが、こちらも見応えがありました。

この場で、キリスト自身が強いリーダーシップではなく、僕の心を持って弟子を愛したように、弟子たちも愛し合うようにメッセージを残しました。

磔にされる前に、自分自身が磔になる十字架を自分で持たされて、丘を登る時の絵。

つい先日に町中から大歓迎されてエルサレムを行進したのに、この短期間で人々は野次を言い、罵り、いばらの冠をかけてキリストを馬鹿にしました。

この、人間の心変わりの早さは、この頃から今も全く変わっていません。

(ちなみに先日、ブログでも書きましたが、こないだ人生で初めて本物の野生のいばらを見て来て、その針の鋭さと硬さに驚きました。まさに天然の有刺鉄線。あんなのを頭につけられたらめちゃめちゃ痛いでしょう。)

十字架に磔にされ、死んだキリストを下ろす人々

この後、キリストは3日後に復活して、多くの弟子たちの前に現れます。

死を克服することにより、自分がただの人間ではなく、命を与える存在、つまり神だと証明した。

これがキリストの一生です。

他にもたくさんの絵があり、圧倒されながらじっくり見て、外に出るともうすっかり夜。

雨のミラノは石畳に光が反射して美しいです。

まなむくんが日本食に飢えているということで再び和食屋satokinaへ。

僕はにぎり盛り合わせを、

妻はどて焼き(+もちろん白飯)を、

まなむくんはカレーうどんを注文。

ちなみに彼は、最初はイタリア料理に感動したものの、長くいるうちに飽きてしまい、日本食と聞いただけでかなりテンションが上がっていたので、目の前に運ばれて来た時は感涙しそうになっていました。笑

今見てもめちゃくちゃ嬉しそう。笑

最後に、馬刺しにぎりを注文。

イタリアの馬肉は日本のよりくせがなく、にんにくなしでも臭みを感じないほどだそうです。

こうして長いミラノの1日は、基本言語が日本語でOKというありがたい1日になりました。

海外に行くと、日本語で話せるありがたさがハンパないです。

そして、日本語を話すと、自分の性格も日本人に戻る感じがして、なんとも言えない安心感があるのでした。

 

つづく

 

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