世界一周34日目〜はじめてのサッカー

 

こんばんは、ユウキです。

 

この日は僕にとって忘れられない1日になりました。

まずはこちらをご覧ください。

そうです!

ACミランを生で見て来たのです!

 

念願のACミラン!

これは全国のサッカーファンなら一度は憧れるはず!

結構全体も見える、フィールドからも結構近いいい席でしたが、2人で70ユーロ(9000円くらい)で入ることができました!

アメリカのNBA一人80ドル(9000円)に比べたら、「えっ、本当にその値段でいいの?」という値段です。

もちろん、もっと高い席はありましたが。

 

まず、向かう地下鉄の中の時点で赤い人がめちゃくちゃ多いです。笑

別に代表戦でもないのに、駅は超混雑!

 

ここがミランのホームグラウンド、サン・シーロスタジアムです!

まずは日本で待っているサッカーファンの親戚のためにお土産をゲット!

 

そして90分の試合の前に栄養補給!

 

ちなみに妻は人生初のサッカー観戦がホームゲームのACミラン!

なんて…贅沢なんだ…

もう、この感動は本当に伝えきれませんでした。

結果から言うと、3-2でACミランの勝利!

波乱万丈の試合で、見ていてとても楽しかったです!

 

一応、少しですがサッカー経験者として感じたことをいくつか書きたいと思います。

 

ACミランのすごいとこ

とにかくゲーム展開が早い!

まず、サッカーのルールにあまり詳しくない方のためにスーパークイック解説。

サッカーは前半後半それぞれ45分間、計90分の試合です(ロスタイムのぞく)。

その中で、性質上、”攻める時間”か”守る時間”どちらかしかありません。

この切り替わりが早いことを一般的に”ゲーム展開がはやい”と言います。

そして当たり前ですが、強いチームほど攻める時間(回数)が多く、守る時間(回数)が少ないです。

この中で、相手の攻撃を守りきる(最後に相手が触った状態でボールが外に出る)か、ボールをカットする回数が増えれば必然的に攻撃のチャンスが増え、攻める時間(回数)が多くなるのですが、ACミランは、見ていて面白いほど、この点で優れていました。

バシバシパスカットして、すぐに攻める!

これは見ていて楽しいですね。

 

縦の動きが多い!

サッカーだけにかかわらず、バスケなどでもそうですが、ボールを持ってからいかに早くゴール付近までいけるか、というのがオフェンス力、もしくは突破力をはかるものさしになると思います。

逆に、ボールを持った(奪った)はいいが、なかなか前に進めないとなれば、相手のディフェンス力が強いということです。

この点でACミランはボールを持ってからがコンパクトで無駄な動きがなく(無駄な時間をかけず)、縦の動き(相手ゴールに向かうために動くこと)が多く、横の動き(ゴールまでの距離が変わらないパスを回すこと)が少ないです。

もちろん、横の動きがなかったわけではありませんが、あったとしても非常に効果的な使い方に見えました。

たとえば、サイドチェンジ(効率的に攻撃するために相手のディフェンダー(DF)が少ない側にボールを大きく動かすこと。例:ゴールとゴールを繋ぐように縦にフィールドを分割して見た場合、右→左あるいは左→右にロングパスを出すこと)、1点リードしている間での最終ライン(ゴールキーパーから見てすぐ前、フォワード(FW)から見て一番後ろにいるDFたちを横に繋いだ線のこと)でボールを回して時間を稼いでいるとき。

つまり、当たり前っちゃ当たり前ですが、”なんとなく”もしくは”攻め口が見つからず”やっている横の動きが少なく、代わりに、ちょっとでも行き詰まったらすぐ別の攻め方に変わる。

細かいパスのすべてが戦略的糸口を持って行っているように見えました。

これがいかに簡単に見えて、実際にやるのが難しいか。

 

もし、ウイニングイレブンとかゲームでプレイしているなら、基本1人プレーで戦略も戦術も考えているのは自分ですし、目線も上からなので全体像が見えています。イコール、現状がはっきり把握できていると言うことです。

しかし、実際のサッカーの試合では、考える人が11人もいるのです。

 

結果、攻めの戦略や守りの対処が個人個人でバラバラになりがちですが、ACミランのプレーはまるでウイイレみたいでした笑

つまり、全員が同じビジョンを共有している、ということです。

その結果、”こうなったら次はこう”というステップが共有できているので、効果的な縦の動きが可能なのです。

別に日本のサッカーを否定する気はないですが、やはり、Jリーグでも日本代表戦でも、この点を比較すれば縦の動きと横の動きの比率は圧倒的だったと思います。

 

当たり前だけどうまい!

サッカーにおいて、何を基準に”うまい”というのでしょうか。

個人的な意見ですが、自分のポジションに求められている仕事をいかに期待通りにできるか、だと思います。

例えば、GK…点を入れさせないこと→シュートをブロックすること→シュートを未然に防ぐために指示を出すことなど、大きなゴールからブレイクダウンして小ゴールが決まって行きます。

反対に、”パスカットはしまくるけどシュートは全部外すFW”のような選手がいたらうまいとは言えません。

細かいことを言えば、FWやMF(ミッドフィルダー : 真ん中あたりのポジション)にも色々いるのですが、それぞれがちゃんと自分の仕事をしている感がすぐにわかりました。

自分の得意分野、使命がわかっていると、いい仕事が出来るというもんです。

FWがちゃんと点を入れ、DFがちゃんとブロックする、意外とこれが忠実にできてない内に”攻撃的DF”とか飛び道具を使おうとすると、そこから集中砲火を食らったりします。

ミランはいいですね…交代で入ったFWがちゃんとその後に点を入れてるあたり、自分が何を求められているか分かっていて、もちろんその前にその期待に応えるだけのところを見せていて、本番でもちゃんと期待通りの仕事をする。

これはサッカー以外にも共通して言える、プロの仕事でした。

 

間近で見るサポーターの熱さ

これも忘れてはいけません。

もう、会場が地響きするくらい騒ぐし、揺れるんです。笑

ひとつディフェンスをしただけでも会場全体が拍手をし、ひとつファウルがあっただけでも「おい!ふざけんじゃねぇ!!」みたいな感じで全員が声をあげて抗議します。笑

反対に、相手チームから1点決められたときなんて、家族の不幸みたいな雰囲気で落ち込み、会場全体が「えっ…ちょっと待ってくれよ…う、うそだろ…(絶句)」みたいな感じでシーンとなります。

もちろん選手ではないのに、完全に当事者のようなリアクションです。

そして、ミランがゴールした時は、全員が絶叫するので、リアルに「よくスタジアム壊れないなぁ」と思うくらいです。

これは、本当に間近で感じてもらうしかありません。

余談ですが、旧約聖書の中で、ヨシュアとイスラエルの民がジェリコの街をぐるぐる回って、何十万人(もしくはそれ以上)が最後に一斉に大声を出したらその衝撃で城壁が崩れた、という話があり、ACミランのゴールシーンではそのことを思い出し、ジェリコの城壁が崩れた時ってこんな感じだったんだろうなぁと思いました。笑

 

もう最高の気分で、この日はボローニャに移動。

ミラノ前半は最高の形で終えることができました!

 

つづく

 

 

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