こんにちは。
トモミです。
昨夜ボローニャに到着し、まだほとんど見れていなかったのでボローニャから見て回ることに。
しかし、外に出てみると…
みぞれ雪が!(写真ではわかりにくいかも…)
もちろん極寒。
これはまずい!食材だけ買って自炊ランチ後に出直すことに。
食材のクオリティーと値段はミラノに軍配が上がりました。
話に聞いていた通り、一番良い食材はミラノに集まると言うのは本当でした。
それでも自炊パスタうまーい!!
今回はニョッキデビュー。
モチモチです。うまうまです。
両替の試練
さて、ニョッキで満たされた私たちは再度極寒のボローニャへ繰り出します。
ただしここで試練が。
ユーロが足りなくなってきたので、円を両替しようと思い中心街の銀行を目指しました。(両替所がネットで見つからなかった…)
1軒目→円は取り扱ってるけど午前中しか両替していないからこの並びにある別の銀行に行って見て!
銀行前というかむしろ宮殿の前なんじゃないかというエントランス。
期待して入ってみると…
2軒目→両替取り扱ってません!
がーん!!
めげずにもう一軒別のエリアに移動して聞いてみることに
3軒目→両替やってないのよ〜(ちょっと迷惑そう)
4軒目→こちらのセリフを言い終わる前に食い気味に、両替は駅でしか取り扱ってないわよ!(なぜかちょっと不機嫌)
もう寒いし両替できないしで心折れそうだったのでATMでお金をおろそうと思ったらまさかのATMルームは外からカードを入れないと使えない形式。その銀行会員でないと使えない様子。(違うかも)
エネルギーが残っていなかった私たちは仕方なく風の噂で聞いていたボローニャ中央駅の両替所へ。
どうやらこの街にはここしかないそうです…(観光地でもあるし、ハブ駅なのに…)
着いて見たらまさかのレート!!1ユーロ145円越え!
そして1万円を両替した場合の金額を聞いてまたびっくり!
48ユーロ!!えええええ!!
手数料!?
なーにー!!
驚きすぎて一度出した1万円をもぎ取って、ちょっとあったイスラエルシェケルを両替することに。
手元に現金が少し必要だったので…
そして両替を済ませてホッとして帰ろうとしたら
“マップはどれがいいか”と聞いてきます。
イタリア各地の観光マップを1都市選べとのこと。
ただしそこには3ユーロと記載が。
もう悪徳両替所のレッテルを貼ってしまった私たちは全力で断ります。すると…
“両替をした人にはこれを無料であげないといけないんだ!どれか選べ!”となぜか半ギレ状態で強要されフィレンツェを選ぶことに。
そんなにキレなくても良いのに(笑)
両替を終えて、念のため駅のATMも見てみようということで探すことに。
“反対側にある”と指差されて目指す方向に行っても一向に見つからず、最後に駅員さんっぽい人に聞いたら”50m先を左に曲がったら10m先を右に曲がるとすぐあるよ”と的確すぎる指示。そんなにメートルで言われて逆に不安になる私たち。
ただし、言われた通りの場所にあって一安心。
そして普通に良いレートでおろせてさらに安心。
ボローニャに旅行予定の方、現金の両替はできないと思ってください。
どうしても追加で現金が必要ならATMを利用しましょう。駅ナカのATMはたまに現金不足でストップするようですが、良いレートで引き出すことができます。
カフェ&ピザ休憩
もう両替でかなり消耗した私たちは一先ず温まるためにカフェで休憩。
イタリアンローストのエスプレッソ…
癒されます…
濃いけど口いっぱいにアロマが広がる✨
ちなみにユウキくんは観光客しか飲まないと噂のカプチーノを注文。
さらに近くにあったピザ屋さんが安くて美味しそうだったのでエネルギー補充。
1ピースが結構巨大です。ピザ生地はフワフワ&下がカリカリ!美味。
おじさんの動きが早すぎて撮れなかったですが、笑顔が可愛い店員さんでした。
ようやく冷え切った体も少し温まり、ホッとしたところでいざボローニャ散策!
ボローニャ散策
フォトジェニックな路地の写真を撮ってふと横を見たら”聖ピエトロ大聖堂”と書かれた建物が。
隣の建物と接して建てられているのと道路にせり出すように建てられているので道を歩いていると気付かないのですが
中に入って見てビックリ!
立派!
手前の彫刻はイエスキリストが亡くなってマリアが失神しそうになっているシーン。
カソリック教会でマリアが失神しかけている絵や彫刻は結構見かけます。
比較的シンプルな作りで穏やかな雰囲気が漂っていました。
全く地図を見ずに歩いていたのでたどり着けてよかった!
そしてぶらぶらしていたらボローニャの斜塔!
かなり斜めっています。
ピサの斜塔は見ていないので比較できませんが、金具で固定させてなんとか倒れないようにしている様子。
そして観光の中心地でもあるマッジョーレ広場に到着。
全部徒歩圏内なので本当にすぐにたどり着けちゃいます。
雨上がりの艶めいた広場が美しい…
そしてその広場にあるこの噴水。
まさかの胸から水が出るようになっていて、どの男性もその目の前でパシャパシャ…本能ですかね。
ちょっとトイレを借りるために広場にあった図書館にお邪魔して見ることに。
おお!大きい!!
ちなみに下に遺跡が残っているみたいで、ガラス張りの床の下にはそれらしきものが見えるという博物館も兼ねている図書館。
さすがイタリア。
そして、旧ボローニャ大学が博物館と市立図書館として利用されていると聞き、閉館時間が近づいているので最後にそこまで移動して見ることに。
小さな入り口を通過する先で見えてきたのが…
こちら!装飾がゴージャス!
ボローニャ大学はヨーロッパ最古の大学でもあり、公開で人体解剖を行いながら解剖学の講義を行うという教育法を始めた大学でも有名。
天井と壁には教授と卒業生の紋章がぎっしり。紋章にそれぞれの出身地が刻まれていて、イタリア各地はもちろん、ヨーロッパ各地からも教授と学生が集まっていたことがわかります。
ちなみにここでは人体解剖室を公開していたのですが、残念ながら最終入室時間はもう少し早かったようでもう閉まっていました。
当時では考えられない公開での人体解剖。科学の発展のために自由に解剖が行われたということでボローニャはリベラルな文化が根付いているようです。
教会の装飾とはまた違ったデザインと色づかいに圧倒され、思ったよりも長居をしてしまった私たち。
思ったよりもお腹が空いてしまい、せっかくなのでボロネーゼを求めて彷徨うことに。
ジェノバでのジェノベーゼの反省を踏まえ、ボローニャでのボロネーゼの食べ方を調べたところ
タリアテッレという平打ち麺かラザニアが地元の食べ方とのこと。
そして発見したお店でいただいて見ることに!
おお!パスタもちもち!そしてコクのあるラグー・アッラ・ボロネーゼ!
おしゃれで現代的なカフェ風の店内に癒されつつ食べる料理✨
美味…!
家族経営の伝統的なお店を思い切って現代風にしたみたいです。
一人分を二人で分けて小腹だけを満たし、ボロネーゼソースをゲットして帰宅することに。
最後に自作パスタとワインで乾杯!やはり美味ー!
両替やら寒いやらで最初は不安しか無かったですが最後はなんだかんだ楽しめたボローニャデーでした✨