世界一周56日目〜初期教会の歴史と、城壁から見たテッサロニキ

聖グレゴリー パラマス大聖堂

こんにちは。トモミです。

 

イースターでどこもかしこも閉まっていた日曜日。

月曜日は開館する場所もあると聞き、まずは気になっていたマケドニア闘争博物館を目指します。

しかし…残念ながらここはイースター休業中…。

 

残念…

ふと横を見ると何だか立派な教会が。

聖グレゴリー パラマス大聖堂というテッサロニキでも最も美しいと言われている教会です。

中心のフレスコ画は修復中で足場がしっかり組んでありましたが…

鮮やかなイコン画が壁いっぱいに描かれています

特にイエスキリストの生涯と聖人の関する壁画がずらり

イエスの蘇りについて描かれている場面でしょうか。

ギリシャ正教会ではイエスキリストの復活について大変重視しているので目立つ場所に描かれている気がします。

聖人のご遺体の場所が納められている場所には関連した壁画が。

テッサロニキのキリスト教徒迫害の際に殉教した聖デメトリウスのストーリーも描かれています。

聖デメトリウスのイコン画(特に馬に乗って槍で人を刺そうとするシーン)

はテッサロニキでは教会以外にも各所で飾られていて、それほど重要視されているストーリーということがわかります。

聖書のあらゆるシーンと聖人関連の壁画が所狭しと

イエスキリストがバプテスマのヨハネから洗礼を受けた時のシーン

 

天井までイコン画で占められていたギリシャ正教会は初めてだったので驚きつつキリストの復活と聖デメトリウスはテッサロニキの人にとってとても重要なのだと学ぶことができました。

 

ビザンチン博物館へ

すでに博物館にひとつ入れなかった私たちですが、めげずに次に気になっていたビザンチン博物館へ向かうことに。

 

向かう途中通った海沿いの道は春の日差しを楽しみつつフラッペ(ギリシャのアイスコーヒー)を楽しむ人でいっぱい!

イースターの前後はまとめて休暇を取る人が多く、この日もまだ休日モード。

見事にみんなフラッペを飲みながらリラックス。これだけ日差しが強ければ冷たくて甘いフラッペも美味しいハズ!

 

日差しに負けそうになりつつ、ビザンチン博物館へ到着。

そして無事に開いてました!!良かった!!

 

ちなみにテッサロニキは”テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群”で世界遺産に登録されています。

テッサロニキ考古学博物館のすぐ隣にあるのですが、世界遺産に登録されたビザンチン様式、初期教会にフォーカスした博物館ということでまずはこちらに行って見ることに。

 

展示物をかなり身近で見れるようになっていて内容も興味深い…!

初期キリスト教会で使用されていた建物の柄やモチーフの意味について紹介されています。

初期教会の壁に描かれていたモザイク画。

とても繊細で美しい…

命の水を描いたのでしょうか。

床にもこのようなモザイク画がびっしり敷き詰められていたのだとか。

”良き羊飼い”の例え話をモチーフにした彫刻も飾られていたようです。

良き羊飼い、とはイエスキリストのことを指しているのですが聖書箇所としてはこちらが元のストーリー。

“わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。

牧者でない雇い人は、羊たちが自分のものではないので、狼が来るのを見ると、置き去りにして逃げてしまいます。それで、狼は羊たちを奪ったり散らしたりします。

彼は雇い人で、羊たちのことを心にかけていないからです。

わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものは、わたしを知っています。

ちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じです。また、わたしは羊たちのために自分のいのちを捨てます。

わたしにはまた、この囲いに属さないほかの羊たちがいます。それらも、わたしは導かなければなりません。その羊たちはわたしの声に聞き従います。そして、一つの群れ、一人の牧者となるのです。

わたしが再びいのちを得るために自分のいのちを捨てるからこそ、父はわたしを愛してくださいます。

だれも、わたしからいのちを取りません。わたしが自分からいのちを捨てるのです。わたしには、それを捨てる権威があり、再び得る権威があります。わたしはこの命令を、わたしの父から受けたのです。」”

ヨハネの福音書 10章11~18節

聖書 新改訳2017

 

初期教会ではこちらの彫刻が残されているのが特徴的なのだとか。

ピンボケしちゃいましたがもう一つ見つけました。

初期キリスト教徒のお墓。

身長155cmの私が少し屈んで入れる大きさの棺。

内側には旧約聖書や新約聖書に関連する絵が描かれています。

色が霞んでよく見えないこちらのプレートも…

元絵は旧約聖書のダニエルとライオンの穴のお話だったり。

こちらのプレートも

“ラザロの復活”やアブラハムによる”イサクの燔祭”が描かれていたことがわかります。

初期教会でこのように描かれていたことは実に興味深いです…

英語での解説文も多く、市民生活に関することも含め展示がなされており二人ともじっくりと見て回っていたら

展示の半分でもう疲れ切ってしまいました…面白いからついつい!!

チケットは3日間使用できるということで、この日は初期教会関連のもので一旦区切りをつけることに。

 

テッサロニキの方へインタビュー

この日は滞在していた宿のホストにインタビューをさせて頂けるということで一旦宿へ。

彼女が生まれ育った家でしかも彼女の部屋だった場所に泊まらせていただいていたのですが、

ギリシャ鉄道で働き、引退後にギリシャ経済危機の影響で税金が上がってしまい

税金支払いのために始めたのが民宿だったのだとか。

 

とても物腰が柔らかく、温かみがあって明るいキャラクターのスージーさん。

苦労はありつつも家族の思い出の場所を

海外からのゲストに解放することで家にいながら海外旅行ができるような楽しさと

ゲストとの出会いを楽しんでいるとのことでした。

 

“世界中どこでも悩んでいること、苦労していることは似ているって気付いたわ。

ここでゲストと話している中でアドバイスをすることもあるし、アドバイスされて解決したこともあって

そのような出会いに感謝しながらこの仕事を楽しんでいるわ。”

 

テッサロニキを心から愛していて、彼女の家族の思い出も目を輝かせながら語る地元愛に溢れた彼女が

心を込めてホストしてくださったからこそテッサロニキに来て良かった、と感じられて

さらに彼女と様々な話をすることで生きていく上で大切にすべきことは何なのかということを改めて考えさせられました。

 

こんなに素敵なバルコニーで癒されつつ、心温まるインタビューのひと時となりました。

Youtubeビデオをお楽しみに!

 

ビザンチン時代の城壁へ

この日は宿の予約の関係でテッサロニキの別の宿へ移動することに。

無事にチェックインを終え、作業を進めた後はせっかくなので高いところから夕日を眺めることに。

 

ビザンチン時代を学んだ私たちは観光スポットにもなっている当時の城壁跡を見に行くことにしました。

Googleマップで見て頂けるとわかるのですが、保存されている範囲が広くて驚きます…!

 

そして見えるこの景色…!!!!!!

何とも素敵な…!

よじ登って黄昏ている地元の青年もいます。絵になる…

振り返って見るとお城の跡があったのでそちらにも行って見ることに

かわいいカフェを横目に登って行くと…

わぁああ!!綺麗!

そしてビール片手に黄昏る若者多数!絵になります…。

夜8時までゆったりと夕日が沈むのを楽しめます…癒される…

 

そんなこんなで夜もとっぷり暮れてきました。

イースター休暇で引き続きスーパーが閉まっており自炊ができない私たち。

この日は別のタベルナに行って見ることに。

 

胃の調子がイマイチだった私はサラダを頼んで見ると…

どーん!!!

大きい!!!そして美味しそう!!!

2リットルのペットボトルを寝かせたようなサイズ感のサラダ!

そして美味しい!!

私たちはこの店のお陰でバルサミコ酢のムースというものに出会ってしまいます。

翌日にスーパーで発見し、ほぼ毎日色んな物にかけては組み合わせを楽しんで…と新たな味に出会ってしまったのでした。

少し甘みがあって、フルーティーで酸味が抑えてあって、とろみがある。日本で売ってないかな…。

 

魚に飢えていたのでイスラエルで食して以来のサバの燻製。

安定の美味しさ!そして懐かしさ!

新たな食材にも出会うことができ、1日フル稼働で多くを学べて大満足でした〜

つづく。

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