大英博物館
こんにちは。トモミです。
この日は私は初となる大英博物館に行ってみることに。
巨大!さすが世界でもトップクラスの大きさ。
ちなみにこちらはナショナルギャラリー同様、入場無料。物価が高い国で入場料無料はありがたい…
午後に予定があったので有名どころだけを巡るルートでぐるりと一周してみることに。
滞在時間に応じた巡り方が館内配布のマップに書いてあるのはありがたい!
中には突然モアイ像が登場したり、
(どうやって持って帰って来たのだろうか…)
アラスカのトーテムポールがあったり…
これも良く持って帰って来たなぁ…
奥に進むと精巧でゴージャスな器が!
精巧すぎて、宝石だらけで…驚くばかり。
サーベルも細かく彫り込まれていてうっかり戦いで使うのがためらわれるほど。
フランスで実際にトレーニングで使われていた昔のサーベルを触らせてもらったことはあるけれど
明らかにそれよりも太くて装飾も多くて…きっとこれが使いこなせることも含めて強さの象徴だったのでしょうか?
フェンシング経験者としては、高級な剣であっても
使いこなせないとすぐに剣が折れてものすごくがっかりしている選手を見て来たので
これほどの剣を欠ける事なく綺麗に使い続けられる人ならばかなりすごいことかと思います。
良いものを持っても、使い手がそれに対応できなかったら価値が下がってしまう。
剣以外にも通じるところがあるかも?
大英博物館といえば、ロゼッタストーン。
かなりの人が群がっていました!
間近で見てみると…当時の領地内に住む人々が理解できるように3言語(神聖文字、民衆文字、ギリシア文字)が併記してあります。
このロゼッタストーンのおかげでヒエログリフと呼ばれる神聖文字の解読が進み、
ピラミッド内部などに大量に刻み込まれている文章が読めるようになったのだとか。
それにしてもこの巨石に丁寧に3言語分刻み込んだなんて…かなりの技術力、語学力が注がれていることがわかります。
私ならうっかり序盤で書き間違えて残念なことになってしまいそう…
展示室によっては古い図書館風になっていて、本だけでなく詳細が記載されていない展示物がさりげなく背景として生かされています。
背景として馴染むだなんて…さすがです。
アッシリア王朝関連の巨大な展示物も揃っていて、
なぜかこの像を見て”もののけ姫”の”シシガミさま”を思い出してしまうのは私だけでしょうか?
そして衝撃だったのがこちら。
ギリシャのパルテノン神殿からごっそり持ち帰って来た装飾部分!
驚きのボリュームです!
ちなみに写真に写っているのはパルテノン神殿をぐるりと飾り立てていた装飾部。
現地ではここまでの量をここまでの近さで見ることができなかったので嬉しい反面、
ギリシャには残されずイギリスに大半が存在する複雑な気分を味わうひと時でした…
そんなこんなで堪能した私たちは待ち合わせ場所へ!
1年ぶりの再会、そしてインタビュー
今回再開することになったのはブラジル出身でロンドンでチャリティー活動をしているGlauceさん。
1年前、東京でばったり出会って道案内をしてあげる最中にたった10分間話しただけだったのですが
なんだかんだでつながり続けて今回は彼女が働くロンドンで会えることに!
会った時間は短くても長く関係が続く不思議な出会い。
これまでも道端で出会った友達と親しい関係になったり、
ユウキくんとも出会って半年後にお付き合いを初めてその半年後には結婚していたり。
人の結び付きって単純に時間ではなくて出会わされて繋がるものなんだなと年々感じています。
さて、彼女にははるばるブラジルからロンドンまで移住して活動をしている理由について
インタビューをしていますので後日アップするYoutubeビデオをお楽しみに!
ロンドンを拠点にしつつ世界中を飛び回っているのですが、
ブラジルや日本を含め多くの人と話して来て彼女が感じていることにとても共感したのでご紹介。
”生まれ育った場所でずっといる人にとって、慣習的に身につけたものを当たり前だと思うのは自然なこと。
それが正しいとか正しくないとかじゃなくて、当たり前だと思ったことについては深く考えない傾向があるの。”
私たちが海外に出て感じるのが”日本の当たり前は世界の当たり前ではないこと”.
そうなった時、改めて何が大切なポイントなのかを考えるきっかけになること。
例えば、電車で爆睡していても大丈夫な日本だけど、海外ではとても危険な行為。(スリなど)
海外に行くと、そもそも爆睡しないとやっていけない生活バランスを見直すことを思い知らされます。
“電車で寝ればいっか”ではなくて”電車で寝たくなるほど疲れてるってヤバイんじゃない?”って思うこと。
ブラジルだと2月がサンバのシーズンですが、サンバに行くことはみんなにとって当たり前。
だけど彼女によるとブラックマネーが大きく動いていて、ドラッグ、殺人、スリ、レイプが横行していて
誰の子か知らないまま妊娠しても仕方ない、という感覚もあるのだとか。
日本人としてはかなり衝撃的なことですが、そこで生まれ育ったら当たり前になってしまうのかも…。
程度が違うにせよ、自分の当たり前って大切にし続けるべきことなのかふと立ち止まって見ないと結構深刻な事態になるかも?
残業とか…?
バッキンガム宮殿
そんなこんなでものすごく濃い時間となったGlauceさんとの再会。
心に刺さることが多く、しばらく放心状態でしたがとても良いひと時でした。
近くにあったナショナルギャラリーで印象派の絵に癒されつつ、また閉館間際だったので追い出され(笑)
その後、バッキンガム宮殿まで行って見ることにしました。
どーん!立派なゲートと立派な宮殿!
門の装飾も立派。
行って見て驚いたのが意外と門から宮殿の建物が近いということ。
ホワイトハウスとか国会議事堂とか門からかなり遠いので
こんなに近くて良いの!?と思ってしまうほど。
もちろんエリザベス女王はかなり奥の部屋にいるかと思いますが…
念願のトライデントスタジオ+MPL
はい、こんにちは、ユウキです!
ここだけ僕が書かせてもらいます!
今回は、10年前のうっぷんを晴らすかのごとく、結構細かいところに行けて非常に満足しているのですが、まずはトライデントスタジオ!
「どこそこ?」という方のために解説すると、世界一有名なバンドビートルズがメインで使っていた…のは先日のアビーロードスタジオですが、ここはそのサブのような場所で、アビーロードが使えなかったりした時の臨時のスタジオとしていくつかの名作がレコーディングされた場所です!
僕の大好きなwhite albumや、みんなが知ってるHey Judeもここのスタジオ。
もちろん、デビットボウイのジギースターダストを始め、ビートルズ以外のたくさんの著名な曲が録音されたところでもあります!
どんなところにあるのかというと、Tottenham Court Roadという、東京でいうところの渋谷センター街みたいな、The中心地の小道にひっそりとあります。
駅を降りた瞬間、え、こんなところにスタジオとかあるの?という感じ。
中心部の中華街を曲がると、こんな感じで出て来ます(右の青いやつ)。
注意してないとぜったい見逃すくらい地味。笑
さらにそこから歩いて2,3分のところに、今回、実は一番来たかった、MPL!
そう、ポールマッカートニーの会社です!
僕も20代前半はとにかく音楽に熱を燃やしていて、このMPLの前にいつか自分の事務所を持つ!…そしてあわよくばポールさんと友人になっていろいろ学ぶ!というのが夢でした。
何も知らなかったんだなぁ…目の前が…公園だったなんて。笑
とりあえず、喜びの舞。
もう、ロンドンでやることは全部終わりました!
Waterloo sunset
そうこうしているうちに日暮れ時(8時台…笑)も近づいて来たので、ユウキくん念願のWaterlooへ!
ユーロスター開通当初、パリ行きの電車が出ていた駅。現在はセント・パンクラス駅から出ています。
ウォータールーと言えばロンドンアイ!
でもこれに乗るために来たわけではありません…
テムズ川に近づくと対岸にはビッグベン!
これでもありません…
こちら!
ウォータールーから見える夕焼けを見に来たのです!
なぜなら…ユウキくんが好きなイギリスのロックバンドThe Kinksの曲でこの夕焼けを題材にした曲があったから。
こちらがその曲。
もちろん、この曲を流しながら夕焼けを見て黄昏ましたよ〜
この時間帯だけかなり晴れてきて素敵なひと時でした✨
つづく。
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