こんにちは。
トモミです。
いよいよ、ブレーメン市内を散策しよう!と言うことで
同じホームステイ先に滞在している友人と3人でお出かけすることに。
まさにメルヘン!ブレーメン!
トラムを降りてすぐの風景が…こちら!
おお!メルヘン!かわいい!!
まさに絵本の世界!
そしてブレーメンと言えば…
そう!ブレーメンの音楽隊!
街のあちこちで彼らと出会えます♪
例えば…
ブレーメンに本店があるチョコレート屋さんのパッケージとか
そしてちょっとわかりにくいけれど…
さらに別の角度から見るとわかるかも…?
こんなところにもさりげなくいるのですが…あれ?4匹目は?
鳥さんは固定している足が小さいこともあって
なんどももぎ取られてしまって無いのだとか。悲しい…
今は諦めてその説明とシルエットだけが残されています。
それにしてももぎ取ってどうするつもりだったのだろうか…?お土産?謎ですね…
さて、ブレーメン中心部はかなり古い建物が残されていてタイムスリップしたかのような気分になれます。
でも、ドイツでは第二次世界大戦で攻撃を受けていない場所が限られているため
ドイツ人にとっても貴重な、現存している古い街並みとのこと。
ベリーだらけ!なマーケット
ブラブラと町歩きをしていたらマーケットに遭遇!
3人ともマーケット大好きと言うことで行って見ることに。
八百屋さんの掛け声が聞こえたり、美味しそうな匂いがしてきて…テンションが上がります!
こちらはスパイス屋さん。こんなに種類が揃っているのはすごい!
初夏のドイツはベリーの季節!
と言うこともあって、果物屋さんはベリー祭り状態。
何軒か果物屋さんが集まっていたのですが、
このお店の値段の安さと商売上手なお兄さんに呼び止められて試食…
あまーい!(某芸人では無いですよ?)
この時はまだ午前中だったので観光を終えてから閉店間際に戻って1キロを購入することに✨
獲得できたあまりの嬉しさに思わずこんなポーズに。
せっかくなのでそのまま広場で食べることに。
おいしーーーい!!甘い!
もう、止まりません。
しかも友達は幼い時に親戚の家にベリー畑があって、超新鮮なベリーが食べ放題だったのだとか。
なんと贅沢な…!ギリシャではマイオリーブ畑があるのが結構普通でしたが、ここではベリーだとは…。
私たちもベリー系が大好きですが、1キロの量を買ったこともないし日本で見たサイズよりも一回り大きくて
味も濃くて…最高です。
あ、っと言う間に半分くらい食べていました(笑)
初夏にドイツを訪問予定の方、ぜひベリーを何かしら味わって見てください✨
駅前でもマーケットでもスーパーでもどこでも沢山売っていますが、値段はまちまちなので
ベリー専門の売店で買うのが良いようです。
これだけ大量にベリーができたら、そりゃベリージュースやジャムが大量に作れるわけですね。色々納得。
ナチス時代にすり替えられたもの
ブレーメン観光で人気スポットの一つ、ベトヒャー通りにやってきました。
広場から細い道に外れて進むと突然現れるのが金色のプレート。
ちなみにこの通りはなんと、コーヒー商人として成功した人が私財を投じて中世の街を再現したものなのだとか。
ウェールズにもいましたね…中世マニアでお城再建しちゃったすごい人が…。
中世はロマンを感じさせるのでしょうね。自分の家ではなくて通り全体を作り込んだと言うのはまたすごい。
ちなみに入り口のこの金色のプレート。
友達が近くから聞こえてきたドイツ人ガイドの声を通訳してくれたのですが、とても興味深い歴史が。
元々は天使が悪魔を倒すシーンで背景では人々が喜んでいると言うキリスト教に関係したアート。
ナチス時代にこのレリーフは撤去される予定でしたが、
地元に根付いているものだったので撤去せずに転用することに。
天使はドイツ人
悪魔はその他の民族にすり替えられ、
背後で民衆がそれを喜んでいるレリーフアートである、と教育することに。
いやはや…恐ろしいことですね…。
確かに作者の意図とは異なる形で解釈されることってありますが、
元の意味を知りながら転用するだなんて…。
ちなみに友達曰く、他にもナチス時代に意味を捻じ曲げられたものはドイツに沢山あるのだとか。
結果的には撤去されなかったおかげで現存している訳ですが、
当時の現地民はどこまでその教育を受け入れていたのでしょうか…?
そんな歴史を持つベトヒャー通りですが、一時間毎に仕掛け時計の演奏が楽しめます✨
ベルの演奏とセットで時計の横の円柱が一部クルリと回り始め…
世界的に有名な飛行士達が次々と出てきます。
ベルの演奏はかなり抑えめの音量ですが、ゆったり流れる時間の中で眺めるのはなんとも和むひと時でした。
中世と現代のアートが共存する教会
大聖堂にはあえて行かずにブレーメンの聖母教会を訪れて見ました。
入ってみると…現代的なステンドグラスが。
これらのステンドグラスは第二次世界大戦中に全て破壊されてしまったため、新たに作られたもの。
中世のステンドグラスと比べて抽象的な表現ですが、こちらの窓のテーマは”この世でのイエスの説教”
シーンを写実的に表現するものが多い中、鮮やかで大胆な色使いがとても印象的でした。
現代的なステンドグラスのある1階に対し、地下にある聖堂には修復作業によって蘇ったアートも。
天井にも色鮮やかさがまだ感じられるアートが残されていました。
修復後の壁画を見て感じるのは、かなり色鮮やかなデコレーションが全体に施されていたんじゃないかな、ということ。
ロウソクやステンドグラスを通して入ってくる淡い光でも
目に留まり、人々の印象に残るようにデザインしたのでしょうね。
そして教会の北塔の1階部分には第一次世界大戦の戦没者記念ホールになっていました。
なんとも現代的なデザインがここでも使われていて
1000年以上もの歴史で増改築がなされて新旧が一体となっている姿が印象的でした。
昔も今も表現していることは同じことだろうけれど、
昔の良いものを生かしつつ作り変えることで持続されて
大切なことが受け継がれていくのは素敵なことだな、と感じた教会訪問でした。
オランダ先取り気分
小腹が空いた私たち。
お昼ご飯にケバブサンドをゲットしたものの
どこで食べようかとウロウロしていたら…
あ、風車!!
オランダ名物の風車を先にドイツで見てしまうという(笑)
そしてお花が咲き乱れていて綺麗✨
ここは旧市街の外側にある人工的なお堀のような場所ですが、
緑が豊かで天気も良くて最高!
ケバブの匂いにつられてやってきたアグレッシブなハチに男子2名は追われていましたが、
古い町並みだけだけではなく、すぐに自然に触れられるブレーメンに大満足の3人でした。
つづく
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