世界一周239日目②S21トゥールスレン虐殺博物館

こんにちはユウキです。

今日はタイトルの通りなので、引き続き自己判断でお読みください

 

さて、S21 トゥールスレン虐殺博物館は民主カンボジア政権下で使用された政治犯の収容所です。(詳しく知りたい方はコチラ)

それにしても何度聞いても強烈な名前ですね。

 

ポルポト政権下では、知識人は現代に悪を持ち込んだ罪人と見なされ、悪を育む思想であるとして当時の教育そのものが否定されました。

それに伴い学校も不要になったため、収容所に改修。

それがS21 トゥールスレンです。

 

前回の記事で書いたキリングフィールドに連行される前の”政治犯(という名の知識人、もっと広く言えばほとんどの大人)”がここに収容されていました。

 

見取り図は下の通り。

 

見ての通り、学校です。

これが逆に不気味。なんとなく緊張感が高まります。

 

あちこちに拷問で使ったと思われるものがそのまま残されています。

 

当時の囚人を模していると思われるもの。

クオリティの残念さがどうしても目立ってしまう…。

(逆にあまりリアルに作り込み過ぎても不気味ですが)

 

ただ、面白おかしく笑えるような場所でもないので、他の観光客もなんとなく苦い顔をし合うという、なんとも気まずい空間。

 

この模型の後ろに何かいる…

拡大してみましょう。

 

か、かわいい…。

このコントラストが半端じゃないです。

深く沈んだ空気を一気に明るくしてくれました

(注: いつもいるわけではありません。)

 

こちらは元教室の内部に少年兵が急ごしらえで作った囚人室

見ての通り、稚拙な作りになっているのがかえってリアリティがあります。

 

おそらく畳1畳くらいの広さでしょうか。

とにかく狭いです。

トイレや便器などの設備もなく、常に30度以上のカンボジアの気候と重なって衛生環境は最悪だったそうです。

 

他の教室には拷問で使った器具がこれでもかというほど展示されており、あの手この手で拷問の限りを尽くしたのだとわかります。

ご丁寧に、「どのように使ったのか」絵で解説しているので、知りたくないほどむごいものでも、とてもわかりやすいのです。

 

ちなみにこれは絵を見てわかる通りですが、角度をつけた台に囚人を固定して顔に濡れた布をかけその上からシャワーをかけることで溺死に近い状態を作るというもの。

 

こういうむごいものが何十、何百とあるので、これを考えた人の頭の中を本気で疑います。

人間の残虐性の臨界点を見た気がしました。

 

これ以上、このような点にフォーカスしても何も生み出さないと思うので、次は別の角度からこのS21を紹介します。

 

こちらの方は貴重な、元囚人の生存者の方のブース。

ご自身の体験を本に残し、歴史が隠蔽されたり、このようなことが今後また起きないように人々に語り続けています。

日本語版の本もここで売っているので、行かれる方は買ってみるのもいいかもしれません。

 

僕たちも1冊購入し、一緒に写真を撮ってもらいました。

かなりの高齢者のため、1日中ブースにはいられないようで、タイミングが良かったです。

 

彼は英語が話せないため直接色々な話を聞くことはできませんでしたが、持っているオーラというか、出している空気がものすごく優しかったです。

 

人間の歴史には残虐なものが数多くあり、このS21もそのひとつです。

起こってしまったことを変えることはできませんが、その経験をしっかり受け止めて次の世代の平和に繋がるために今も頑張っている方がいるということに、とても励まされた1日になりました。

 

 

つづく

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